院長のブログ

2023年7月6日に千葉幕張新都心で開催された、第26回千葉糖尿病眼合併症研究会での講演タイトルです。内科と眼科の先生方がお集まりくださったハイブリッド講演会で、糖尿病網膜症診療のトピックスについてお話しさせて頂きました。

講演スライドを作成しながら感じたことは、２０２３年７月現在、糖尿病黄斑浮腫の治療製剤として認可された複数の抗VEGF製剤が存在しますが、各社様々なアプローチで投与間隔を延長する取り組みやバイオシミラーを導入することで薬価を下げる取り組みをなさっておられ、患者さんの色々な負担が軽減されるように努力されている、ということです。治療効果が下がらないように、でも患者さんの負担を最大限軽減できる、そんな治療プロトコールが確立されていくといいと思いました。

講演会では、千葉大学眼科の馬場隆之教授に座長の労をお取り頂きました。馬場教授、有難うございました。